急にももちゃんと会うことに

 急にももちゃんに会うことになった。しかも当日の午後にほぼ決まった。中野で待ち合わせをすることに。10ヶ月ぶりである。早めに着いたので、久しぶりに丸井でぶらぶらとウィンドウショッピングをしていた、何も買う気はなかったけど。
 あのももちゃんがついに社会人、しかもスーツでびしっと決めていて、ちょっとびっくりした。本当に長い付き合いだな〜もう八年近くになるんだなあ。テキトーにぶらぶらした後で、イタリア料理店に入る。
 出版社で編集の仕事をしているそうで、会社は阿佐ヶ谷にあるという。出版、映画館、フランス料理屋と、三本柱でやっている、というすごい会社である。なんちゅうかベンチャー企業の先駆けというか、社長が一代で設立して三十年近くになるらしい。大きい会社でなく、結構若い人が多いらしい。やっぱりそういう状況だと責任も自然と重くなってきて、結構忙しいらしく、泊まりもあるらしい。いろいろと愚痴を言っているものの、結構楽しそうにしていた。うーーんこっちは、そこまで愚痴が多いわけでもないけど、仕事がものすごい楽しいか?ときかれると、まあまあかな、と答えるくらいだからねえ。多分恵まれているほうなんだろうけど、たいした実感も無く、時間だけが過ぎていく、というか。
 その後南口のモスバーガーに行く。ここのモスバーガー、よく考えてみれば何度か来ているんだなあ。中野に住んでいた頃って、結構自炊していたし、たまに外食するにしても定職屋、ラーメン屋、などが多かったから、あまり人と一緒に食事に行くような場所ってわからないかも。なぜか中野に女の子連れて遊ぶことが結構あったので、いつもそう思ってしまう。
 最近友達のありがたみということを特に感じる。お互いに励ましあって、辛いときには思いっきり愚痴って、会わなくても会わない時間を感じずにいる、それってすばらしいな、と思ってしまう。と同時に、なかなか前向きになれない、辛いことから立ち直れない、自分に対して、そのほか色々と自分に対して、強く憤りを感じてしまう、ことが最近特に多い。ふう・・・。