つくばエクスプレスに乗ってきました

 土浦にあるY君邸を訪れるために、常磐線ではなく、つくばエクスプレスに乗る。始発駅の秋葉原駅前に、ヨドバシカメラが新規開店していた。駐車場が地下六階まであるというつわもの。もっともいわゆる電気街や玄人向け、量販店は素人向け、といった棲み分けができそう、というのが大方の見方であるが。
 区間快速でつくばに向かう。秋葉原を出て、新御徒町、浅草、南千住、北千住までは各駅に止まる。もっとも浅草は、地下鉄や東武の浅草駅とかなり離れていて乗り換え駅ではないので、それをもっとわかりやすくするために駅名を変えるなどアピールをすべきだと思う。北千住で地上に出るが、JRと東武の駅の間の真上、という絶妙な位置なので、乗り換えは楽なようである。恐らく川を越えるためだろうが、狭いスペースを無理して地上に作ったことは利便性という面から考えると非常にいいと思う。地下にもぐり、猛スピードで青井と六町を通過して、八潮駅に到着。八潮市初めての駅である。三郷中央を出ると地下にもぐって南流山。また地上に出て流山セントラルパークを通過して、流山おおたかの森に到着、東武野田線との乗換駅である。何でわざわざセントラルパークという名前をつけるのかも意味不明だし、おおたかの森なんて本当にあるらしいけど、鉄道建設の際にかなり伐採されてしまったらしく、何でこういう駅名をつけるのか理解に苦しむ。東武も追従したものの、東武野田線の駅名をずっと見ていると、明らかに浮いている。柏の葉キャンパス、変な駅名であるが、まだ理解できる。すぐ横に国道16号線が走っていて、柏インターも近く、昔よく通ったな〜と思い出に浸る。次の柏たなかは、本当に田んぼの中の駅、といった幹事で、勿論各駅停車しか止まらない。とにかく猛スピードで利根川を渡り、守谷駅から先は各駅に止まり、つくば駅に到着。とにかく既存駅で無く新駅は、周辺に建物が殆ど無く、これから開発が進むのであろう。みらい平なんて、本当に何も無いし。守谷駅には結構建物がさすがに多く、この地域の拠点というイメージである。
 つくば駅周辺に百貨店やモールも多く、便利であり、待っている間時間をつぶせた。つくば万博以来、約二十年ぶりのつくば。Y君に会った後で、メキシカンレストランに行ってから、筑波大学を訪問、彼の卒業した大学院である。その後彼の職場を少し見てから、うちの会社の事業所がつくばにあり、カーナビで探していってみる。恐らく行く機会もない場所だが、噂どおりバブル期に立てられた建物らしく、豪華である。万博記念公園のすぐ横にあった。万博記念公園にある像が、非常に微妙だった。近くの子供たちが親子連れで遊んでいて、いつの日か自分も父親になれたらいいな、と思ってしまう、難しそうだけど。彼の土浦のアパートによって、彼は職場に向かい、私は駅前で時間をつぶす。狙ったように快速に乗って戻る。とにかく時速130キロを出すだけあって、早いこと早いこと。研究学園駅万博記念公園駅、みどりの駅、みらい平駅をあっという間に通過して守谷駅に到着。そこから先も飛ばす飛ばす。北千住で降りて、解散した。第三セクター鉄道は厳しい経営を強いられているが、つくばエクスプレスには、スピードという武器があるので、最後の首都圏の大型鉄道といわれるだけあって、これからどうなっていくか注目である。