Y君の結婚式

 Y君の結婚式に招待されて出席した。Y下氏、S山氏、H間氏、S藤氏と私の五名が、新郎の中高時代の友人として招かれた。新婦友人が五人、新郎新婦の共通の筑波大大学院時代の友人が五人、それぞれの親戚が10人ずつと、比較的こじんまりとした式であった。神田の学士会館にて開催、かなり古いけど洒落た建物であった。
 友人が独りずつスピーチすることになり、五人で少しずつ喋った。私は二人の遠距離恋愛の話とそれを継続するためにコツ、に関するエピソードを話した。とにかく必ず、一日三十分話すこと、それを実践し続けること、であると。結構笑いも取れて、適度に新郎を持ち上げて、比較的短い時間でシンプルであり、割とよくまとまっていたもの、であると思えた。 結構感動した。新婦は一人娘らしく、最後に新婦の父親が少し喋りながら泣いて、新婦も目に涙を浮かべたときに、新郎がさりげなくハンカチを差し出し、結構感動的なシーン。次こそは自分も、などと思ってしまった。
 そのあとは小川町近辺まで歩いて、お茶をして、カラオケして、秋葉原まで言って飲んで、解散した。S藤君は既に結婚していて、来年には第一子が誕生するらしい。つくばにて医者をしているそうで、何を隠そう卒業して以来、初めて会った。