金曜から中東へ行ってきます

 突然ですが、明後日21日から10月1日まで、中東に一人旅に行ってきます。カタール航空の夜行便で、カタールの首都ドーハ乗換えの、ヨルダンの首都アンマンへ。ドーハと言えば、日本人にはサッカーのあの「ドーハの悲劇」で有名な所。ヨルダンでは、アンマン、死海、ペトラを訪問して、今の状況ではそれが許されると判断していますが、イスラエルが首都であると主張している(←この表現が複雑な中東事情を如実にあらわしている)エルサレムへ行きます。
 初中東。本格的なイスラム圏は初めてです。マレーシアとか、ボスニアヘルツェゴビナとかはあるけど、あの辺は戒律弱いし。インドや中国も、そこそこイスラムの人はいるけど、どちらかと言えばマイノリティーなので、イスラム社会とは到底呼べない。しかも、断食(ラマダン)の季節と重なってしまっているし。
 結局、諸事情のためにタイミング的に今しかいけないんですよ。羅列してみると、

①パスポートが来年の4月1日で切れる。

イスラエルの入国スタンプが押されていると、イスラエルと敵対している国々、即ちシリア、レバノン、イエメン、リビアスーダンの五カ国で入国が拒否される。(スーダンとか、リビアならまだしも、レバノン、イエメン、シリア辺りは、機会があればいつの日か行ってみたいので) よって、今回イスラエルに行っても、パスポート切り替えと同時にイスラエルに行った証拠が消える。今の情勢では、証拠を残さないために入国官にパスポートの別紙に押してくださいと頼んでも、微妙らしい。去年、レバノンとドンパチしていた影響らしい。 それにしても、イスラエルは四面楚歌、ですね。よくぞまあ、という感じです。世界一のユダヤ人人口を誇るアメリカが、世界二位のユダヤ人人口を誇るイスラエルを手助けしている、かもしれませんね。ちなみに、世界第三位は、アルゼンチンらしいです…。でも全く、意識したことなし。

③ヨルダンのビザ所得には、パスポートの残存期間が六ヶ月必要。よって、今月中でないと、新しくパスポートを発行しなければならない。

死海に浮かびたい。一応北半球なので、海に入っても大丈夫そうな季節、という事で。実際死海周辺は、相当暑いらしいですが。

⑤単純に仕事的に。一応、ピークは外した筈…。(今月の残業時間がかなりいってしまっているが)

⑥うちの会社には、五連休なる制度がある。五日間連休をとることを奨励している制度で、数少ない(笑)うちの会社の気に入っている制度。せっかくなので、祝日とくっつければ、土日挟んで、十連休が可能。

⑦将来住み続けることは断固拒否だけど、とりあえず大阪にいる間は大阪に居るメリットを最大限活用。関空が24時間稼動と言うことをいかして、仕事が終わった後、夜行で飛べる。

 といった所です。実際、ラマダンの季節って、どんな感じなんでしょうか。どなたか、ご存知の方がいらっしゃったら、教えてください。

 とりあえず、アンマンでの宿泊先は、あの有名な「クリフホテル」。ネットで色々調べても、サーマルさんという親切で有名な使用人が居て、彼の事を悪く言っている人が誰もいない、という旅人に愛されている有名人。ちなみにクリフホテルは、かつてイラクで人質になった三人組や、イラクで命を落とした香田証生さんが、イラク訪問前に滞在していたことで、有名らしい。

 そんな感じです。