神戸ルミナリエ

miyatan2007-12-15

 宣言通り、行って参りました「神戸ルミナリエ」。一応昨日は、ほぼ定時に仕事が終わったので。阪神線の乗り場がいまいちわからず、遠回りをしてしまったので、多少出遅れる。18:12阪神梅田発、山陽電鉄直通特急山陽姫路行きに乗り込む。普段神戸方面は阪急神戸線に乗ることが多く、阪神線は滅多に乗らない。一応三宮行くときは阪急、元町行くときは阪神神戸駅周辺に行くときはJRが一番安くて便利な気がする。ハイソな雰囲気の漂う阪急神戸線とは違って、阪神線の車窓はどちらかというと海沿いの工業地帯ならびに下町、という感じである。やがて目的地である阪神元町駅に到着。ホームは地下にある。一応、JR元町駅と接している。
 駅を降りると、もうすでにルミナリエへの人の波ができていたので、それにあわせるように後ろについていく。時刻は7時前。9時の飛行機に乗るためには8時位に三宮からポートライナーに乗らなければいけないので、実質一時間程度の滞在である。神戸の中心街の道路が歩行者天国になっていて、分断されている。その入り口から一方通行でルミナリエ会場に向かうようになっていて、かなりの数の警備員が動員されている。ひたすら歩く。ルミナリエ会場まで一時間程度、という看板を持った人がいるので、多少あせって、早歩きになる。カップルだらけ、とか思っていたけど、そりゃまあカップルもいたけど、それ以上に家族連れが多かった気がする。年配の人も多かった。大阪の街がお世辞にも美しいとはいえないので、美しい神戸の町並みは歩いているだけで癒される気がする。
 そしていよいよ「光のロード」のスタートである。あのポスターや写真で何度も見たことのあるルミナリエのゲートのようなところに着く。ものすごい人だかり。入り口のところで皆一斉に止まって、それこそデジタルカメラやら、ケータイで何度も写真を撮る。そもそもの会場への渋滞は、ここでの写真撮影のため、というくらいの人だかりである。比較的ライトの輝度が高いので、なおかつ最近のカメラは性能がいいので、比較的写真は美しく取れた。入り口のところにある信号機が、転倒はしていなかったものの、そのシルエットが邪魔にも思える、まあ仕方がないが。そして、周囲には落ち着いた音楽が流れている。震災で亡くなった方々への鎮魂歌、なのだろうか。幻想的な音楽と美しい光のアートが奏でるハーモニーに、あたかも夢の世界を浮遊しているかの感覚に陥り、普段の疲れや悩みが消え去っていくかのようである。サンタクロースの衣装に扮したお姉さま方が、募金への協力を呼びかけていた。来年も神戸ルミナリエを開催できるように、募金にご協力ください、と。そういえばニュースで、企業からの協賛金がなかなか集まらなくなり、ルミナリエの開催が危ぶまれている、という話を聞いた。一応少しだけ募金した。
 会場となっている公園、「東遊園地」では、写真のような電飾が飾られていた。かなりの人だかりができていて、結構車椅子姿の人も多かった。すごくきれいで癒された。
 そういえば、今の小学六年生は、それこそ阪神大震災を知らない世代に突入してきているという。まさに光陰矢のごとしである。この光の祭典が、少しでも傷ついた人たちの心の癒しになってくれたら、と思う。
 なんて思っているうちに、ちょうどいい時間になったので、三宮駅に戻り、ポートライナーに乗り込む。どうでもいいけど、JRの駅だけ「三ノ宮」で後は全部三宮駅(阪急、阪神神戸市営地下鉄ポートライナー神戸高速鉄道)である。ちょっと不思議。でも、改名のリクエストはあまりないらしい。夜九時神戸空港の最終便であるNH416便で、羽田へと飛び立つ。。。


参考 神戸ルミナリエ公式ホームページ (12月17日まで開催中)
http://www.kobe-luminarie.jp/