36協定

 いまいちよくわからないが、36協定という規則がある。時間外労働(残業時間)に関するものである。要するに、一ヶ月45時間以上、年間360時間以上、会社は労働者に残業をさせてはいけないというルール、みたい。

 結局昨日帰っていないし、今の時期はどうしても忙しい。どこの会社もそうだろうけど、来年度の予算編成と、今年度の決算が出る直前なのでその対策と。ここ半年くらい、担当業務が変わって、不慣れもあるけど、目まぐるしいほど忙しくて。去年の前半は、沖縄とか、中東とか、行きたい放題だったけど、最近はとてもそんな状況ではなく。。。(涙)

 で結局何が言いたいのかというと、ようはここ数ヶ月間のペースでいくと、その協定に引っかかる可能性が高いと。ここ二ヶ月は残業月四十時間突破しているし。

 未消化の有休もまだ四日残っているし。うちの会社は割りとそういうところ徹底しているので、有休切捨て防止を積極的に打ち出している。つまり、年間の有休最大日数が決まっていて、一年間の付与日数が決まっていて、新しい年度で新たに有休が付与されたときに、最大日数をオーバーすると問題になるので、それは避けるようにと。

 忙しい時期だし申し訳ないなあと思いつつ、一応上司にその旨を相談して、配慮してもらえるようにはなりそう。そういう事態になったら、管理職が徹底的に叩かれるらしく。

 周りの話を聞くと、まだまだそんな規則何それ、みたいな会社の方が多いようで。。。そういう事を考えるとまだまだ自分は恵まれているほうなのかな、と考えてしまう。

 よく言われるけど、日本は欧米並みの豊かさを享受している一方で、いわゆる労働環境のよしあしではまだまだ劣っているようで。割と、定時になると帰るのは当たり前、休暇は二週間〜一ヶ月とか。その代わりお盆休みとか、正月休みとかあまりないみたいだけど。

 なんか最近、だんだん会議室で二、三時間くらいいす三つ並べて、横になって寝ることに抵抗がなくなってきた。慣れって、怖いかも。

 日本独自の文化とか、カルチャーはあるかもしれないけど、働く側も会社側ももうちょっと詰め寄って、働きやすい社会になったらいいなあとか、そうなるように一人一人が努力すべき、なんてよく考える。闇雲に人員を削減するのもよくないと思う。公務員とか、よく世論で叩かれるけど、闇雲に人員を削減するのではなく、人員を適正配置していいと思う。どうも話を聞く限り、田舎の役所とかは別として、都市部の役所とか、国家公務員とか、忙しさが半端でないと聞くので。