おくりびと

 納棺師という職業をご存知でしょうか? 私は最近まで知りませんでした。。。

 まだ公開されていないけど、「おくりびと」という映画が近日公開されます。ひょんなことから納棺師という職に就くことになった主人公。舞台は山形県庄内地方。愛をテーマにそこに生きる人たちを描いた作品。

http://www.okuribito.jp/

 納棺師、というのは亡くなった人の身体を洗い、白装束を着せて、棺に納める職業だそうである。そこだけ書くと一見単純だけど、実は奥が深い。とはいっても、実際にそういう場面に立ち会ったこともないので、今ひとつ実感もわかない。

 人間生きていたら、いつかきっと死は訪れる。それが突然かもしれないし、かなり先なのかもしれない。本当に人は亡くなると、どんなに元気だった人もびっくりするくらい縮んでしまう。あたかも生きているかのように、美しく、決して陽はあたらないが、人生の最期を迎えられるように精一杯の努力をしてくれる職業であろう。

 別に映画の宣伝をするわけでもないが。。。ただちょっと異色のテーマにたまたま興味を持った。もしも自分が死ぬときは、美しく死にたい、と思う。。。