トルコ旅行 2

miyatan2009-01-11

 久々にやってしまいました。。。衝動買い。

 近くの「ABC Mart」で、真っ赤なコンバースのスニーカー、定価5300円が2980円のセール品。一目惚れ状態。しかも期限切れ間近のスタンプカードを使えば、そこから1400円引き。丁度同型のダークグリーンコンバースのスニーカーを履いていたので、合うサイズの目処はついていた。だけど、26.5のサイズは品切れ。諦め切らずに店員さんに、近隣の在庫を調べてもらい。。。どうやらそこから車で10〜15分行った店にあるらしい。聞いたこともない場所だったけど、店員さんにも道を聞き、本屋で道路地図を立ち読みして場所も調べて。どうやら同じ通り沿いにあるらしい。

 そこから必死に自転車を走らせること30分近く。昼間は暖かかったのに、日が暮れかかってかなり寒かったけど。何とかお目当ての品をGET。実質1500円。今ネットで調べたら、5.5kmもあったらしい。道が平坦なだけよかったけど。


10月26日(日)
 昨日の夜から小雨状態だけど、朝起きたらザーザー降り状態。自分の長い旅人生の中でも、ここまで降られる事はなかった。熱帯地方でスコールにあった事もあるけど、基本的にスコールは短い時間帯に土砂降りになるので、一日中降る事はない。激しい雨に憂鬱な気分になる。

 近くで朝食を取る。ドネルケバブ。例のぐるぐる回っている肉を削って挟んでサンドウィッチにする、あの有名なもの。トプカプ宮殿に行く。恐らくヨーロッパ辺りからの観光客が大勢いて、大混雑。スペイン話す人も多かった。あまりの人の多さと、大雨にげんなりとする。ドルマバフチェ宮殿が出来るまでは、オスマン朝の中心として栄えたので、とにかく庭園から建物、収集品にいたるまで豪華の一言。宝石、刀剣、宝飾品、陶磁器、などなど、エメラルドやダイヤモンド。よく盗まれないなあ、と感心する。

 宿に隣接する旅行代理店で、サフランボル行きのバスチケットを取ってもらう。宿の予約をしてくれたアイシャさんに会う。地球の歩き方にも載っている「メリフ・イキ」という宿に泊まっていたけど、アイシャさんは写真も載っている人。驚くほど日本語がぺらぺらでビックリ。20代前半みたいだけど、すごく美人で大人びていてる印象を受けた。彼女が薦めてくれた、ロカンタという食堂で昼食を取る。キョフテという煮込みハンバーグ風ものと、「エゾゲリン・チョルパス」という赤色の豆のスープ、など。エゾゲリン・チョルパスは「花嫁のスープ」という意味らしい。

 昼からは「アヤ・ソフィア」に行く。ギリシア正教の本山だったけど、後ほどイスラム寺院に姿を変えたという異質の建物。1700年以上の歴史を誇るらしい。何を隠そう、キリスト教の壁画が漆喰の壁に埋め尽くされていて、今日ではそのモザイク画を見ることが出来る。キリスト教文化とイスラム教文化が交じり合った、ちょっと不思議な建物。どうでもいいけど、このアヤソフィアも、トプカプ宮殿も、1月に発行されているガイドブックには入場料が10トルコリラと書いてあるのに、20トルコリラもするってどういう事??? この大幅値上げ。。。

 最後にブルーモスクに行く。正式名称は「スルタンアフメット・ジャーミィ」らしいけど、ブルーモスクで通っている。青色の屋根が美しい。それにしても、本当に一日中雨がやまなくて、さすがに嫌になる。喫茶店で休憩。サーレップという飲み物を飲む。ランの球根から取った粉の飲み物で、シナモンを入れて温かくして飲む。ホットミルクのようで、シナモンが微妙に苦くて、それがまた美味しい。

 イスタンブールは坂の街。夜になっても雨はやまなくて、道路が小川のようになっていて、坂道の上のほうからかなりの勢いで水が流れてくる。おかげで靴の中、靴下までびっしょり。夜になって、バスターミナルに向かう。バスターミナルはかなり大きい。サフランボル行きのバス乗り場がわからなくて、かなり迷う。概してトルコの人は、道を聞くと割りと丁寧に教えてくれるので、親切だと思う。トルコの長距離バスは、かなり快適との評判。一日中歩き回っていて疲れていたのか、すぐに眠りに着く。暖房が効いていて暖かかったので、濡れた服や靴は割りとすぐに乾いた。明日の朝は、サフランボル。。。