佐久間レールパークと湯谷温泉

 青春18切符、最後の一回分での日帰り旅行で、今年11月1日に閉園する、「佐久間レールパーク」へ。

 6時前に自宅を出て、自転車走らせて駅まで行って、豊橋まで鈍行列車で。豊橋駅から飯田線の臨時列車、佐久間レールパーク号に乗ろうとしたら、もう既に豊橋駅で大行列。しかもこの列車、名古屋発。

 ありえない、、、二時間も立ちっぱなし。ただでさえ早起きで眠いのに、貧血起こしそう。。。家族連れで来ている人も多かったけど、だからといって電車に地べたで座るなよ、そこのお父さん。単線でやたらと列車の交換で停車時間長くて、とにかくたるい。並行して走る国道を走る車にじゃんじゃん抜かれて、とにかく遅いし。

 やたらと、この列車の写真を沿線で撮る人が多かった。一眼レフで。そこまで珍しいのかなあ、と思う。ヘッドマーク以外は普通だと思うけど。もしかしたら、同じ人が車で移動しながら、何度もこの列車の写真を撮っているのかもしれない。

 なんか、着く前に既に疲れた。列車は中部天竜駅に到着。佐久間レールパークは、中部天竜駅に隣接する機関区の跡地を利用して、1991年に開園した。今年閉園して、新しく名古屋の金城ふ頭に新しい鉄道博物館として開園する、らしい。

 佐久間ダムに隣接する、静岡県の奥地。でも実は住所は今は浜松市。というか、平成の大合併のおかげで、静岡県内にある佐久間地方の飯田線の全駅が浜松市になっているし。

 昔の駅名標や、昔の記念切符、行先板、Nゲージの鉄道模型プラレール、電車でGOかと思えるようなシミュレーター、とにかく色々なものが展示されている。

http://recommend.jr-central.co.jp/rail-park/

 あとは、昔の車両が展示されている。展示されている、とはいってもそれほど数は多くない。多分、大宮の鉄道博物館の方が数は多いはず、行った事は無いけど。

 今月の展示という事で、オレンジとダークグリーンのクハ111系が展示されていた。とにかく、懐かしい。一体何のことかという感じだけど、早い話が昔の東海道線の車両、オレンジとダークグリーンに彩られた。多分、私が幼稚園か小学校の頃の車両だと思う。ボックスシートの真ん中に灰皿があったのを覚えている。

 でも、あまりに人が多すぎて、正直疲れた。最後の方はレールパークを後にして、駅周辺を適当に歩いていた。ちなみに、「中部天竜」の駅名は、中部地方天竜、というスケールの大きいような感じだけど、実は駅周辺の集落名「中部(なかべ)」からきているらしく、中部(なかべ)と中部(ちゅうぶ)地方をかけて出来た駅名らしい。周りを山に囲まれて、非常にのどかなところ。

 折り返しレールパーク号に乗って、湯谷温泉駅で下車。こちらは愛知県になる。周辺は鳳来峡という美しい渓谷。

 駅から少し歩いたところにある温泉センターに入る。温泉のほかにプールもある施設。

 とりあえず、記念にタオルを買う。自分の中では、結構行った温泉の名前の入ったタオルを集めるのが、マイブームになっている。実用性もあるので。

 無色、無臭で、塩分が多く含まれている。無色無臭だと、あまり実感がわかないかもしれない。露天風呂もあったけど、源泉の温度があまり高くないらしく、ぬるいくらい。それでも暑い時期だし、まわり山だし、のんびり出来ていいかなあと。

 そんな感じの休日。ちなみに、本日は写真はありません。このつたない文章で、どこまで人に伝えることが出来るのかなぁ。