渋谷にて雑誌の取材

 月曜が休日だった関係で、一週間が四日しかなくて早かった。でもなんかだらけている。花火大会の余韻にまだ浸っている面もあるかもしれない。今の所、友人を集めてと言った感じでのイベントはあれ以上のものはないので、この夏の一、二を争うくらいの思い出にはなるであろう。

 こういうときに限って仕事が長引く。19:30に渋谷で待ち合わせだったので、最後必死になって何とか投げやり的に19時に仕上げて会社を去る。

 待ち合わせの喫茶店明治通りから一歩入った少し坂を上がった静かなところである。渋谷は本当に呼んで字のごとく、まさに「谷」である。国連大学青山学院大学、表参道方面に行っても坂だし、道玄坂方面に行っても、NHK方面に行っても、恵比寿・代官山方面に行ってもひたすら坂を上る。就職活動している学生、及び若手社会人向けの情報誌の取材である。ちなみにリクルート社ではない。似たような系列だけど。和風のアンティークな家具が並ぶお洒落な喫茶店だけど、頼んだアイスティーが900円。アンビリーバブル。

 雑誌の取材は二回目である。かつて高校の先輩のつてでアエラの取材を受けたことがある。主に仕事観や生活について聞かれた。学生時代にどんなことをしていたのかとか、休日の過ごし方、今の仕事で不満に思っていること、給料の使い道、合コンはよくするのか、お酒はよく飲むのか、具体的に株式、外国為替投資信託という投資に興味はあるのか、洋服はどんなものを着るのか、どういうところで買うのか、車の購入に興味はあるのか、まあそんな感じ。取材をした人は30代後半の編集長で、慶応大学出身と言う話。だけどなぜか、日吉に東急百貨店が出来たことを知らなかった。ある意味就職活動のリクルーター面談に近いものもなくはなかったけど、差し障りのない気軽な話題が多かった。いろいろと話が出来て結構楽しかった。

 山手線でもよかったけど、久々に東急東横線で帰る。急行で帰った。急行と言いつつ停車駅が非常に多い。見慣れた「桜木町」行きの文字がなくなってからは初めてである。横浜で降りてもよかったけど、折角なので、終点の元町・中華街まで乗っていく。みなとみらい線は初めて乗ったことになる。さすがに出来たばかりで、駅がすごく綺麗である。元町・中華街で降りて、石川町まで歩く。中華街の中を通ったが、ここ六日間で中華街に三回も寄っているのは結構珍しいかも。