山姥

 やまんば。山姥。渋谷ではよく見かけたけど、まさか神奈川方面の東海道線で見かけるとは思わなかった。超リアルすぎて、逆に怖かった。顔がもう真っ黒、花柄の着物みたいな水着みたいなワンピースっぽい服で、サンダル。口の下にピアスが三本くらい、鼻にもピアス。目の周りは真っ白な白粉、睫毛はもうありえないくらい伸ばしている(付けまつげ!?)、明らかに顔の中央辺りと、腕の辺りの肌の色が違うし。アフリカのどっかの奥地の民族!?手首には、ミサンガだかよくわからないような飾り物がまいてあり。満員電車の中鳴り出す携帯電話、遠慮なくとり、遠慮なく大声でお喋り。つめはネイルアート。あまりのすごさに、カメラ付ケータイ持っていたら写真かなり撮りたかった。でも、満員電車の中でケータイで写真撮っていたら、あらぬ誤解を招きそう…。もっと文章力があれば、このシーンをうまく描写できるのに…。うーーん、残念。