アンデス日記 10 (最終回)

 明日が終わったら、六連休♪ 水曜日祝日で、木、金、月と、有休をもぎ取りました。(笑) うちの会社、組合が強いのだか、有休切捨て防止とやらで、年度末にはかなり取ることになるのです。一応年間22日(多分、普通の日系企業にしては比較的多い方)で、最大所得日数が44日なので、切捨て防止のためには年度末、3月31日の時点で、残りの有休日数が22日以下にしなければいけない、というかするように促される、というか促されないのなら強引にも笑って上司に印鑑をもらってもぎ取る、ということです。働くときはとことん働いて、休むときはしっかり休むみたいな、そういうところがうちの会社のいいところ。勿論部署の雰囲気や、上司や業務内容によっても左右されるけど、自分としてはその方針を貫きたいです、勿論仕事に穴をあけない、他の人に極力迷惑をかけない、という前提があってのことですが。折角そういう雰囲気があるのなら、とことん活用する、というずうずうしい性格かもしれませんね。(^^; 後四日で、そのうち三日。外国にも行けるけど、折角8000円と安い青春18きっぷで、横浜に帰ります、寄り道しながら。


2月13日(火)
 ようやく長かったフライトも終焉に近づく。段々と成田空港が近づいてくる。出発が派手に遅れた割には、到着はそこまで遅れなかった。アメリカン航空日本航空ベトナム航空のコードシェア便というだけあって、なかなか客層が豊かである。後の二人は、成田空港からの接続の関係で、到着と同時に走っていった。入国のスタンプを押してもらってから、念の為検疫所で検査。お腹の調子がずっと悪い。もしかしたら変な伝染病にかかっているかもと少し脅される。検査の結果が出るのは土曜日くらいらしいですが…。成田で伊丹行きの国内線のチェックインをしようとしたところで、預けた手荷物が手荷物検査所に置きっ放しになっていることが発覚。ダラスの空港で、荷物は成田で引き取る必要がなく、伊丹まで直行するという風に言われたのに、日本のアメリカン航空の人は、間違った連絡をしてしまって申し訳ないといわれ…。飛行機乗り遅れるかどうかの間際で一か八かの賭けで第一ターミナルまで荷物を全速力でとりに行って、カウンターが閉まる直前のギリギリセーフで間に合う…。(アメリカンは第一ターミナル、 全日空は第二ターミナルで、両者の連絡は連絡バスで片道十分くらい) とりあえず間に合ったとはいえ、かなり危なかった。外国の空港だと、ターミナル間の移動はモノレールのような新交通システムのようなものが多いが、ここ成田は未だにバス。しかも信号も数多くあり、非常にダイヤが不安定。もうちょっと外国の空港とか見習えばいいのにと感じる。関西空港は、そこまで広くないし。それにしても、成田の全日空の国内線乗り場は、兎に角遠いの一言。かなり乗るまで歩いた。しかも実際に乗ってから、滑走路に移動するまでにかなり時間がかかったし。もうちょっと何とかならないのかなあ。このままだと、本当にアジアのハブ空港としての地位を、仁川空港とか、そのほかアジアの近隣の空港に奪われてしまうのではと危惧する。まあとりあえず、今回はボンバルディア機ではなくて、いわゆるボーイング機だったので、安心した。国内線の割りに、妙な機内レイアウトだった。一時間ちょっとで伊丹空港に到着。
 なんかあっという間だったような、不思議なひと時であった。明日から仕事、という現実があまり信じられない。穴を開けてしまって迷惑をかけてしまった事は申し訳ないと感じた。世の中恐ろしい。アメリカン航空マイレージがどれくらいたまったのか、今から楽しみである。またどこかに行きたいなあ。