なんばパークス

 天気がよかったので、珍しく出かけた。御堂筋線本町駅で下車して、ひたすら心斎橋筋を南下。休日とあって、人通りが多い。大阪らしい景色である。横浜は、あまりアーケード商店街ってないなあ。とにかくひたすら南下すると、あの有名な道頓堀にたどり着く。すぐ横には、あの余りにも有名なグリコの看板が。道頓堀の橋にはかなり高く壁がかけられている。阪神タイガースが優勝すると、道頓堀川にダイブする人が後を絶たないがための処置である。全体的に大阪を流れる河川は汚いので、あまりよくないらしい。橋を渡ると、あの有名なくいだおれ人形が。なんてことない、普通のレストランの呼び込み人形で、ヤクルトの古田監督に似ている眼鏡をかけた人形が太鼓を叩いているという、ただそれだけである。でも、余りにも有名である。まわりに、写真を取って欲しいオーラを出している人たちが多くて、こっちも困っている人を見ているとほっとけないおひとよしオーラを出しまくっていたのか、やたらと写真を撮ってくれと頼まれる。近くには「かに道楽」や河豚の「づぼらや」のあの看板が立ち並ぶ。それらを通り過ぎて、南海難波駅を通り過ぎて今日の目的地であるなんばパークスに到着。知る人ぞ知る、かつての南海ホークス大阪球場跡地にある複合商業施設、ちなみにその更に裏側にはヤマダ電機がある。一応以前何度か行ったことはあったが、本格的オープンという事で改めて行ってみる。丁度天気がよくて、二階が吹き抜けになっていて心地よかったけど、雨が降ったり寒かったりしたらきっと大変なんだろうなあ。その吹き抜けの中庭を囲うように各階にお店が並び、上の階にはレストランが並ぶ。更に上の階には屋上庭園が。という構造である。
 このまま、大阪の秋葉原(←という表現はあまりないけど、電気街)である、日本橋商店街(ちなみに、にっぽんばしと読む)を経由して、通天閣・新世界辺りまで歩いていこうかなとも思ったけど、さすがに疲れたので辞めた。まあ、大阪らしいお散歩コースですね。大阪の中でも、大阪らしい光景というか。横浜・東京方面から観光で遊びに来た友人などに、案内しやすいコースでしょうね、きっと。結局、まだ誰も来ていませんが。この先ずっと大阪にいるわけでもないので(←それだけは、あらゆる手段を使って阻止する予定)、来ればいいのに…。住み心地がいいかどうかは別として、一度は来た方がいい場所だと思います。
 まあ、なんばパークスは、どちらかといえば人情味あふれる下町っぽい「ミナミ」エリアの中では、上品で違った空気を醸し出している、という印象でした。まあ、いいんじゃないでしょうか。やはり、何も買わなかったけど。
 以前と比べて気持ちの整理もついてきたし、日に日に暖かくなっているので、また機会を見つけて関西探検をしてみようかな。