愛が見えない

 一昨日からZARDブーム再到来!? 一日中CDかけっぱなしかも。
 「夢を捨てるのが大人なら、大人になんかなりたくない」
 15thシングル「愛が見えない」の一節。十年以上昔の曲なのに、この一節が妙に印象に残っている。この曲がヒットしていたのは、おそらく高校生の頃。

 まあ、働き出すと色々と現実的になってしまうのも確か…。三割の人が、入社三年以内に会社を辞めるといわれている時代。とりあえず、三年続いたら、仕事は簡単に辞めることもないのかなと思える。少なくとも、ネガティブな理由では。夢は夢で抱き続けたいと思う。もっと若い頃は夢に向かって、がむしゃらに夢中になれる。今もしもかつての夢に向かっていくとしたら、それが達成できる可能性、無収入になってしまった場合のリスク、達成できそうな年齢から逆算して、いつ頃に何をしなければいけない、など様々な角度から分析してしまう。いくつまでは夢に向かってもいいのか、年金はどうするなど、妙に現実的。賢く冷静になったのか、情熱的でなくなったのか…。
 そりゃまあ、入社した頃は漠然と「世界を駆け巡るビジネスマン」を目標にしつつも、それが少しずつ達成されてはいたものの、急に会社の都合でひたすらPCとのにらめっこや会議に明け暮れる部門に異動になったら、色々と考えてしまう。もっとも、将来のことを考えたら色々と勉強になるし、経営的なセンスも身につくと思うから、そういう面ではいいんだろうけど。
 いくつになっても、人間は夢と理想の狭間で悩み続け、苦しみつつも、そんな自分に檄を飛ばしながら、周りの人とも励ましあって、成長し続けるものであると思う。
 「あの頃は楽しかった 仲間も多くて たわいもなく何時間も話していた」
 楽しかった過去を振り返るのは大事と思う。中学・高校の頃は小学校時代が懐かしく思え、大学に入ると高校時代が懐かしく思え、社会人になると大学時代が懐かしく思う。「楽しかった過去は今を精一杯生きるための心の栄養となる。ただ過去にしがみつく事は、今を精一杯生きようとするエネルギーを奪い去ってしまう」 過去の成功体験は、自分自身を奮い立たせる勇気にもなる。

 …なんか、妙に真面目になってしまいましたね。一回何か書き出すと、とにかく思いつくままに書き連ねるので、脈絡がなくなってしまう。今週は妙に早く帰れているので、家着くと暇なのです。たまには、漠然と心に思っている事を書く事によって吐き出すのは大切かな。でも、たまに格好いいことブログで書いても、そういうことを実際に話すのは大の苦手。本当に口下手。そういうところ、何とかならないものかな…。