永遠のパズル

 「永遠のパズル」って曲知っていますか? 橘いずみさんの。今見たら、94年なので、今から13年前。多分、高校生くらい。

http://music.yahoo.co.jp/shop/p/53/200871/Y006640

 さびに至るまでのまったり感と、さびの部分の激しく力強いアップテンポなリズムが対照的で、それが印象的な一曲。その激しいアップテンポで歌い上げられるフレーズ。

志は高く 夢は天を越えて いつかひとつになれば幸せそうだよね
努力が一番 向上心を忘れる 辛いことも忍耐あきらめず
清く正しく 道草もせず まっすぐ進んで壁にぶつかってとにかく負けないで
礼を尽くして弱き者を助け 自分を殺し人を恨まず
わかってる よくわかってる でもできない

 なんか、頭の中で理屈で分かっているのと、それをなかなか実行できない苦悩、である。思い当たるシーンが走馬灯のように甦る。自分を殺すのがいいかどうかは別な気もするけど。礼を尽くして弱き者を助け、なんて今風の歌では珍しいフレーズだけど、すごく重要と思う。人を恨まず、に生きていけたらどんなに幸せなのだろうか。
 悩んでも、理屈と理想と自分の気持ちと、夢に向かう向上心と、とにかく色々なものに挟まれて、なかなか解けない永遠のパズル、くらいの意味なのであろうか。

 何で急にこんなことを思い出したのかというと、なんてことない、当の本人(今は結婚して榊いずみを名乗っている)が38歳にて第一子を妊娠なんてニュースがネットに出ていたからである。ということは、この歌を歌っている頃は24〜25歳くらいだったのであろう。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070622-00000147-sph-ent

 人間生まれながらにして持っているものは違えど、強靭な肉体と、不屈の精神がきっと重要なのであろう、それを身に着けるべき日々精進していくのが重要であろう、なんていって締めくくっておきます。