石清水八幡宮・男山

miyatan2007-06-23

 梅雨の合間の行楽日和なので、何となく出かけてみた。昔から気になってきた、日本史の教科書にも出てくる石清水八幡宮に行ってみようと思って、出かける。
 大阪モノレールに乗って、門真市駅に向かって、そこから京阪電車に乗る。別名「おけいはん」。最近関西地区のCMで、たまにシリーズものでやっている。一度しか見たことないけど。物語調で、今は三代目で、京都出身の女優の神農幸(じんの さち)さん演じる森小路けい子が色々な役をやっている。あまりよく知らないけど、この人です。
http://www.int-f.com/talent/jinno/top.html
 そこから、最寄り駅である京都の八幡市駅に向かう。ちなみに、京阪沿線は○○市駅が多い、というか大阪市京都市以外の経由する市は全部そうである、守口市駅門真市駅寝屋川市駅枚方市駅八幡市駅、支線の交野市駅。ひらかたとか、かたのとか、知らなきゃ読めない気がする、まいかたとか、こうのって、読みそう。
 しかも時間帯が悪く、ひたすら各駅停車で行った。京浜急行並み、いやそれ以上の優等列車優先のダイヤなので、八幡市に着くまでに何度優等列車に抜かれたことやら。しかも、特急列車(普通の切符だけで乗れる)の車両の豪華さと、普通列車の車両のぼろさの差が、ビックリするほど激しい。
 八幡市駅に到着。市の中心駅のはずなのに、信じられないくらいのローカルムードが漂う。八幡市民は、八幡市駅ではなく、大阪府に位置する樟葉駅を使う人が多いらしい、というのもあるかもしれないけど。男山ケーブルカー乗り場に行く。かなりがらがらである。乗って三分ほどで山頂に到着。鬱蒼とした森を抜けて、山頂に着くと、石清水八幡宮がある。期待していたわりには、どことなく地味な印象。九州の宇佐八幡、鎌倉の鶴岡八幡宮と並び、日本三大八幡宮といわれている。鎌倉の鶴岡八幡宮は、毎年のように初詣に行っているけど。源氏の氏神といわれている。そもそも鎌倉の鶴岡八幡宮が、源頼朝が鎌倉に幕府を開く際に、御分霊を奉安したのが始まりらしい。鎌倉の八幡の親みたいなものである。鎌倉に比べると、人がかなり少ないので、その分のんびりできた。あまり観光地化されていないし。そもそも、大阪の中心部と京都の中心部の間に位置するので、両方からも少し遠いので、人が少ない。結構地味であった。
 男山自体が、周囲からかなり目立っている気がする。京都府大阪府の間の淀川の北側はかなり山が多い。明智光秀豊臣秀吉が戦った天王山もこの付近である。それに対して、南側はこの男山自体殆ど山がなく、平坦な土地である。というかこの辺りで、木津川、宇治川桂川と三方向に分かれる。それゆえに、男山が遠くから見るとかなり目立つ。帰りやひたすら歩いて男山を下った。帰り際に見かけた、紫陽花の花がものすごく美しくて、印象的あった。