大学受験を考える

アサヒコムより引用

1人が73人分合格 私立高が合格実績「水増し」 大阪
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200707200156.html

 このニュースの後で、関西地区の高校が何件か同様の事をしていたのが発覚。大阪学芸高校って、あまりよく知らないけど。というか、大阪の高校と聞いて思いつくのは、高校野球が強いところばかり。(笑) でも、なぜ関西ばかりこういうのが多いの??? まあ、もっとも一人で何校合格しようが、合格した件数で合格者数えるんだろうし、うちの高校もそうだったし、それは普通では。それゆえに、私立大学なんて方式や学部変えれば受けれるだけ受けれるんだし、うちの高校、早稲田とか慶應の合格者が増えてもあまり気にしていなかった気がする。むしろ、東大というか難関国立大学の方を気にしていたような。
 さすがに73人分はやりすぎでは。組織ぐるみとなると。とはいっても、法律的に違反しているわけでもないし。どんなに私立大学の合格実績上げても、無制限に受けれるからという事をしっかりと見ている人もいるので、あまり意味無いのでは、とも思える。余りにもあからさまに合格実績が増えていると、不審に思う人がいてもおかしくないのでは。
 個人的には、上に述べた観点からその事自体をそこまで非難する気はない。
 それよりも気になるのは、行く気も無いのに受験して合格することによって、その大学に本当に行きたい人が不合格となっている現実。多分、大学受験なんて、ボーダーラインのところに沢山受験者が集まっていると思うし、一点の違いが命取りになっているんだと思う。昔読んだ受験本に、理系の難関大学とか医学部を受ける人は、早稲田政経とか慶應経済を数学受験にして滑り止めにするといい、なんて書かれていたけど、すごく不快だった。
 なんか、「水増し」ばかりが取り沙汰にされているけど、そっちの方が気の毒でならない。別に大学何校受けようが、何校合格しようが、勝手だと思うけど、その辺も気を配って欲しいなあ、と感じた。