★桜木町★

 ゆずの「桜木町」、好きな曲です。つい口ずさみたくなる。でも歌詞をじっくりと聴いて、それを自分に置き換えて想像すると、かなり悲しい曲で凹みます。カラオケで歌うと、声が高すぎて、なかなか出ません。それでも数少ないご当地ソングなので、バッチリしたいですね。
 伊丹空港には七時半くらいに着いたけど、手荷物検査場が「ありえないほど」の大混雑。乗り遅れるかと思ったけど、かろうじて間に合う。羽田行きに乗り込む。「ビックリするくらい」の空席ぶり。この時期に旅割が使えなかったのは、なんか悔しい。丁度天気がよくて、窓から富士山が見えた。
 羽田空港から京浜急行に乗り込み、日ノ出町駅へ。集合時間までまだ少し時間があったので、市立中央図書館で時間をつぶす。その後桜木町駅まで歩く。「待ち合わせ場所いつもの桜木町」へ。(笑)
 男性一人と女性二人、という組み合わせ。このメンバー三人で会うのは四年ぶりかな、それぞれと会うのは多分二年ぶりくらいだけど。ランドマークプラザで食事して、プリクラを撮る。最近のプリクラって、機能がものすごい進化していて、ビックリ。連射機能とか、落書き機能とか、ついていて。よくわからなかったので、落書き云々は二人に任せる。

 大きな観覧車「花火みたいだね」って
 笑った君の横顔 時間が止まって欲しかった

 というわけで、観覧車に乗る。何気に乗ったのが「18年ぶり」。(笑) だって、横浜博覧会があった、1989年、平成元年に乗って以来。というか、一帯がみなとみらいになってから初めて乗った。富士山、房総半島までは見えなかったけど、ベイブリッジとか色々360℃見渡せて、気持ちよかった。その後はワールドポーターズタリーズコーヒーでお茶をする。その後山下公園まで散歩して、色々とおしゃべりをして、シーバスに乗って解散。

 変わり続けてく 見慣れてた街並みも
 だけど今も目を閉じれば あの日の二人が今もそこにはいる

 やっぱり地元はいいねえ。普段大阪にいるからこそ、地元の方がホッとします。奇麗な街並み、心地よい潮風、平和な雰囲気。やっぱり横浜LOVEな人間です。
 本当に、この日のために(他にも用事があったみたいだけど)、福島県から来てくれて、本当に感謝です。本当にこの場では言えない程色々あって、内心難しいなあ、と思っていたけど、再会が叶って、すごく嬉しかった。空白の時間があったとは思えないくらい、楽しい一日だった。でも、かなり緊張したけど。

 通り過ぎてゆく 人も景色たちも
 気づいた時はいつもおいてけぼりになってた
 季節変わり今も君の事 想い出してしまうけど
 何も無かったような顔して 今日も街に溶けて行く

 そしていつの日か忘れてゆく 君の笑顔も泪も
 ありがとう さあ振り返らずに行けばいい
 いつの日かまた 笑って話せるときが来るさ

 繋いだその手をいつまでも離したくなかった


 みんな、本当にそれぞれの道を進んでいるんだと思う。辛いことも沢山あるし、大変な事も沢山あると思う。でもやっぱり、「遠くであいつが頑張っているんだから、自分もしっかりしなきゃ」なんて思いつつ、日々を過ごしている。そんな風に思う。
 次に会えるのはいつの日になるのかな…、なんて思うけど。たとえなかなか顔を会わさなくても、心のどこかでつながっていたい、心の中でつながりを求めたい、なんて思う。人と人が出会える可能性なんて、本当に偶然なんで、その偶然を大切にしながら、生きて生きたい。

 ちなみに、ところどころ引用したゆずの「桜木町」の歌詞は、意図的に「悲しいフレーズ」を外しています。(笑)