途中下車の旅〜三嶋大社@静岡県

miyatan2007-12-21

 思いがけない時間も出来たので、シーズンでもあるので青春18切符で横浜に戻ることに。
 7:03大阪発の新快速列車で米原に、その後大垣、浜松、島田と乗り継いで静岡県の三島に到着。大垣〜浜松間で事故があって少し遅れたけど、まあ順調。
 少し時間もあったので、三島駅で途中下車。横浜からすると中途半端な距離なので、殆ど下車したことがない。熱海とか、伊豆とか富士山とかは昔結構行っているけど、三島周辺は未開の地なので、折角の機会なので。
 こじんまりとした少し古めかしい雰囲気の町だけど、一応人口十万人はいるらしい。たぶん駅周辺に大型商業施設がないせいか、少し昔風のお店が駅前に多かった。目指すは三嶋大社、駅から歩いて十五分くらい。とはいっても、バッグにパソコンまで詰めていたので、持ち運びはかなり辛いものがあった。どうでもいいけど、市名と駅名は「三島」なのに、なぜ「三嶋大社」なのだろうか。。。
 そりゃまあ、金曜日の昼間だし、人影はまばら。とはいっても、初詣に備えてか、交通案内の看板が神社内に貼られていた。なんか、案内看板が多い所為か、なんとなく世俗的で、神秘感とかそういったものは一切感じられなかった。
 本殿は慶応年間に再建されたものらしく、荘厳でなおかつ、時代を感じさせるものでもあり、かなり印象的であった。なんかものすごい迫力があった。斜め横から見るとまた違った感じであった。
 市内には、清流が流れ、落ち着いた雰囲気だった。そして、なぜか鰻料理屋が多い。三島自体は鰻の産地というわけではないが、鰻を中世の頃から神として崇めていて、当時は全く食べなかったという。
 三島駅に戻る。何を隠そう三島駅の駅舎(新幹線のホームがない側)は三嶋大社をモチーフにしたものである。ちなみに横にある駅前交番も同様である。ちょうどお腹が空いたので、駅弁の鰻弁当を買って食べてみる。1500円と高かったし、結構奮発したけど、まあ元々今回は飛行機で戻る予定が急に鈍行に変えたので、交通費の浮いた分という事で。そして、三島駅前の歩行者信号のメロディーは、あの唱歌「富士山」。「あ〜たま〜を く〜も〜の 上に乗せ」という曲。小学校のときに歌った記憶が。。。
 静岡県って、いい所だな。。。一度くらい住んでみたいなあ。。。