SUICAチャージ

 しとしとと雨が降る一日。仕事は忙しいわけでもなく、かといって暇なわけでもなく、ちょうどいいくらい。気温も寒すぎず、暑過ぎず、丁度いいくらい。比較的平穏な日々。

 帰りに、JR大阪駅みどりの窓口にてJR東日本SUICAのチャージ。これは知る人ぞ知る、ちょっとした裏技であるが、JR西日本ではSUICAのチャージがクレジットカードでできてしまう。JR東日本管内では、多分できなかったはず。ちょっとだけポイントが貯まる。だからどーした、なんて言われそうだけど、最近はもっぱらSUICAチャージはJR西日本にて。

 しかし実家に帰ると、勿論JR束の定期券などないので、ちょっと東京方面に行くだけで、電車代のかかることかかること。本当に、あっという間に残高がなくなる。結局東京方面から見ると、横浜駅辺りまでは京浜急行東急東横線と競合している関係上特別割引運賃を設定していて距離の割りに安いが、実家のある大船駅周辺なんて競合していないのでそんな割引運賃などあるわけもなく、どうしても交通費が多くかかってしまう。。。

 そういえば、最近SUICAの課金されるタイミングがいつの間にか下車時に変わったのかな。以前は乗車時に初乗り運賃が引かれていた気がしたが。関西エリアのプリペイドカードの類は殆ど降りるときに課金されていたと思った。理由が面白くて、関西地区、特に大阪の人は、どうも電車に乗った瞬間にお金を取られるのが許せないらしく、下車時にまとめてお金が引かれるようになっていると聞いた記憶がする。結局課金されるんだから、降りるタイミングだろうが乗るタイミングだろうが一緒だろ、と思わないわけでもないけど、ちょっとした不思議な地域気質である。

 関西地区にはスルッと関西カードというのがあり、こちらは関西地区の私鉄地下鉄に共通で使えるプリペイドカードである。こちらも、下車時に運賃分がまとめて引かれる方式である。さらにピタパなるものがあり、使ったことがないので良く知らないけど、こちらはクレジットカード方式で、ある期間に使った金額の分だけ、まとめて引き落とされる。やはり前払いを嫌がる文化圏から生まれたのだろうか。

 結局作るの面倒くさいし、SUICAと二枚持っていたら誤動作を起こしそうなので、特に作る予定もない。

 JR西日本でクレジットカードでチャージできるというのも、もしかしたらお金は前払いが好きではなく後払いが好きな大阪文化からもしかしたらきているのかもしれませんね。JR西日本エリアといっても、北陸、関西から中国地方まで広いけど。そんな、どうでもいい事から色々と推察してみるのも面白い、と思った。