結婚パーティー@池袋

 一昨日の土曜日、急遽東京へ。朝九時の飛行機で、余裕のはずが、なぜか目が覚めたら7:40。寝坊なんてしないと思っていたのに…。あわてて着替えて、必死に走って、伊丹空港にギリギリ間にあう。。。

 しょ〜もないことしてテキトーに時間をつぶして、夕方池袋へ。何気に池袋の隣町で生まれたので、生まれ故郷だったりもする。でも来たのは、かなり久しぶり。

 会社の一年後輩のS氏の結婚パーティー。式自体は半年くらい前に終わっているが、会社の有志でパーティーを開催していて、一旦は行かないと返事したものの、色々考えた末出席することにした。一緒に飲んだり、昼食行った事もあるし、久々に東京勤務の面々とも会いたかったし。

 バーを借り切ってのパーティーで、会社の東京勤務の人たちが結構集まっていた。同期のF氏とも一年半ぶりくらいの再会。しばらく会わないうちに、ビックリするくらいの姿になっていた。同じ一年後輩のT氏が中心になって開催となった。

 S氏は今は子会社に出向しているが、彼の同期や、果てや元上司や元同じ職場の先輩、同じ東京勤務の人たち、挙句の果てには人事部のT夫人までが登場するビデオレター。中々豪華な顔ぶれである。S氏の奥さんは特に会社とは関係のない人で、さすがに会社関係者ばかりの宴で最初は緊張していた感じであったが、徐々に打ち解けていった様子である。何気にS氏よりも三歳年上。すごいしっかりしていて、きれいな人だった。

 笑いあり、涙あり、感動ありの三時間。そもそもの馴れ初めが、それこそT氏が開催した合コンで知り合ったのがきっかけ。まさしく、恋のキューピットである。

 最後にT氏のスピーチの時、かなり目が潤んでいた。よく話を聞いてみると、その代は事務系男子が合計四人、うち東京配属がT氏とS氏の二名、残りの二名はもう既に会社を辞めてしまったらしく、まさしく残った二人という事、そんな二人で二人三脚で色々と困難を乗り越えてきた事、T氏が体を壊して会社を長期で休んでいたときにS氏が気を遣ってよく電話をかけてくれたこと、そういう溢れる思いがあったんだと思う。ちょっと泣き崩れそうな時に、すかさずS氏がマイクを握って、うまくその場をフォローしていた。なんか見ているこっちまで、感動するシーンだった。こっちまで「もらい泣き」しそうなシーン。二人とも新入社員の頃から良く知っているけど、すごくいいコンビだし、見ていて優秀な後輩だなあと感心もする。

 S夫妻は先に帰宅して、近くで二次会。なぜかノリノリの、二十歳前後のギャルたちのテーブルで囲まれる羽目に。ちょっとした楽しいムフフな展開もあったけど。(笑) まあ、それは秘密という事で。(笑)

 誰かの為に一生懸命になれるって、いいことだなあと思った。自分は誰かの為に一生懸命になれるのだろうか。自分の為に一生懸命になってくれる誰かって、いるのかな。なんてふと思えた。でも、自分の為に誰かが一生懸命になって欲しいと思うのなら、自分が誰かの為に一生懸命になることが先だなあ、とも思えた。なんか清々しい感動的な一日だった。