クーポン券論争

 もう一年以上前の話だけど、土曜の夜に明石家さんまが司会をやっていて、毎週ゲストが来て、18〜30歳くらいの若い女性が集まって、色々と恋愛談義をする番組(←敢えてこういう言い方しているけど、多分何の番組だかわかる人はわかると思う)があって、こんな話があった。

 「合コンでひいたこと」

 というタイトルで、とある女性がこんなコメントをした。

 「会計の時にクーポン券を男性陣を使っていた事」

 という回答をした女性がいた。確か、都内在住の26歳の受付嬢(当時)、だったと思う。

 結構その話で盛り上がって、確かその回の最後に、その女性は説教部屋に呼ばれて色々言われていたと思う。「クーポン」というあだ名をつけられていた。なんかすごく印象的だった。

 結構ルックス的には素敵な女性だったけど、たぶん価値観が根本的に違うから、恋愛対象ではないなあ、と正直に感じた。金銭感覚が違うなあ、と。

 まあ良くも悪くも、自分は自分の確固たる価値観を持っていると思っている。

 別にものすごいけちな性格、というわけでもないけど、基本的にそういう割引制度やサービスは上手く使える所は使って、お金は使いたい部分には使って、押さえる部分は徹底的に抑える、という性格なので。海外一人旅していて、バックパッカー同士の、いかに一日辺りのお金を押さえるか、論争で一人周りの人と価値観が違って取り残された事もあるので。

 お金は、使いたいときには使う、抑えるところは徹底的に押さえる、上手く工夫して抑えれるものは抑える、サービスは上手に利用、が自分なりの価値観。お金は賢く使おう、と思う。

 例えば女性と二人で遊びに行ったり、食事に行ったりした時に、その女性が割引券とか、そういうの持っていたら、よく考えているなあと尊敬したくなる。優待券とかも。

 もしも結婚相手を選ぶとしたら、相手のルックスを気にしないというと嘘になるけど、性格、価値観、趣味、話、インスピレーションが合うかどうかと同じくらいに、金銭感覚が合うかどうかが非常に重要だと思う。そりゃまあ、お互いの状況、希望、夢、家庭環境、縁、なども重要だろうけど。

 この文章をもしも女性が読んで、この人と考え方あわない、と思われたら、きっとあわないんでしょうね。考え方が近い、と思われたらきっとあうんでしょうね。そんなもんです。

 会社の飲み会とか、友人同士の飲み会、極端に言えば会社の接待でも、クーポンとか割引券とか、使えるときに使えるものは使う性格なので。

 これを読んでいる男性の皆様、貴方はクーポン券や割引券をデートや合コンで使いますか?

 これを読んでいる女性の皆様、貴女はクーポン券や割引券をデートや合コンで使う男性はNGですか?

 でもよく考えてみたら、合コンって全然行った記憶がない。。。