シー・シェパードと調査捕鯨船

 夏休みボケが治らない。。それはおいておいて、世間は高校野球北京オリンピック一色ですね。ミスチルの「GIFT」もいいですけど、レミオロメンの「もっと遠くへ」も好きです。

 とまあ、まったく主流から外れるけど、気になったニュースを一つ。

シー・シェパード 捕鯨船団妨害で米英3人に逮捕状
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080818-00000011-maip-soci

「今後も捕鯨妨害する」 シー・シェパード表明
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080819-00000071-san-soci

 要は捕鯨反対のNGOが、日本の捕鯨調査船に向かって妨害活動を行い、
日本人乗組員が怪我を負い、日本政府が逮捕状を出したという事らしい。実際に逮捕されるかどうかは別だけど。。。国際法詳しくないので。

 シーシェパードは、グリンピース(環境保護の国際NGO)に所属していた人が脱退して作られたNGOで、海の環境保護を主張する団体、特に捕鯨活動に対する過激な活動で知られているらしい。グリンピースもやりすぎ感否めないけど。。。シーシェパードは活動があまりにも過激すぎて、国際捕鯨委員会(IWC)のオブザーバー資格を剥奪され、名指しで非難されているという。

 なんかここまでいくと、テロリスト同然という気がする。かつては、本当に捕鯨船を沈めたという。NGOは、政府、大企業ではなく第三者的な価値観から物事を主張でき、活動できるので、そのメリットを生かして、政府や企業や国際機関と連携して、状況しだいでは単独で活動したほうがいいと思う。それゆえに、オブザーバー資格を剥奪されるまでの過激な活動、捕鯨船、調査捕鯨船の乗組員の人員の安全を考えない活動は、テロリストとなんら変わらないし、非難されてしかるべきと思う。いったい何のための活動、ただの自己満足では、とまで思ってしまう。

 個人的に捕鯨に関しては、海洋資源や生態系を破壊するレベルでなければ認めていいと思っている。もちろん絶滅危惧種は当然禁止すべきだろうけど。日本の食文化でもあり、資源破壊・環境破壊に至るレベルでなければ、文化の多様性・違いは認められるべきと思う。鯨自体が海洋の食物連鎖の一番上に位置するので、大量の魚介類を食べるので、過度に保護するよりも適度に間引いたほうが海洋資源のバランスが取れると思う。最も海洋資源のバランスに関しては、この意見が正しいと立証しきれるかどうかも微妙なので、そのための調査捕鯨なのではと思う。

 とはいっても、世界的には反捕鯨国多いですよね。。。

 どの動物を食用にするかは、個人の価値観や文化や宗教によるものだと思うから、鯨を食べるのが残酷、と非難されるのはおかしいと思う。個人的には犬やウサギやカンガルー食べるほうが余程残酷な気がするけど、別にその食文化を攻撃する気もないし。最も昔うちで犬飼っていたし、今はウサギ飼っているから、結局買ったことのある動物って、愛着間が湧くから、それを食用にするなんてとんでもない、と思ってしまうんだと思う。多分、犬とウサギは一生食べない、というか食べれないと思う。

 個人的には状況次第では捕鯨は構わない、と思うけど、まだまだ議論が必要でしょうね。。。