モディリアーニ展@中之島

 三連休最終日。モディリアーニ展を見に、中之島国立国際美術館に行く。この国立国際美術館って、いつできたんだろう。。。というか、手元にある関西の地図(5年位前のもの)には、載っていないので。。。

http://modi2008.jp/html/index.html

 特に興味があったわけでもないが、会社でチケットを配っていたので。たまにチケットが回ってきて、結構あらゆることに興味を持ついいチャンスでもある、と思う。西洋美術史疎いけど。

 中之島、意外と遠かった。谷町線東梅田駅から歩いたけど、二十分くらい歩いた気がする。ちなみに、来月中旬には京阪電鉄の新鮮「中之島新線」が開通する。川に挟まれた地区に地下鉄通すのって、意外と難しい気がする。今年の新線開通ラッシュの最後。

http://www.keihan.co.jp/shinsen/
http://nakanoshima-line.jp/

 モディリアーニは、フランスで二十世紀初頭に活躍した画家。でも、イタリア人である。芸術家がかつて集まったパリのモンパルナス地区。ここで、彼は活躍したらしい。わずか35歳の儚い命であったが。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%8B

 とにかく人物画ばかり。デッサンも多い。彼が描いた人は、とにかく首がひたすら長い。明らかに、顔と首のバランスが取れていない。とにかく、友人、知人、お世話になった人、恋人など、身の回りの人が多い。風景画は殆ど描かなかったらしい。

 初期の作品には、ギリシア建築の梁を支える女人柱「カリアティード」を描いたものが多かった。ぶっちゃけ、ヌード。もっとも、女性の体の特徴を描いただけで、卑猥さは全くない。

 そして、結構裸婦像が多かった。とりあえず、肝心な所は布で覆ったり、上手くごまかしていたので、こちらも卑猥さのかけらも感じなかった。西洋美術って、裸婦像が多いな、と思う。なんでだろう。。。日本画では滅多に見ないのに。

 元々あまり興味はなかったけど、やっぱり色々と調べてみると勉強になるんだと思った。個人的には、同じフランス美術だったら、印象派が好きだけど。十九世紀後半で、少し時代はずれているけど。また機会があれば、美術館に足を運びたいなあと思う。

 今回は一人だったけど、美術館デート憧れる。(笑)