秋の京都・嵐山

miyatan2008-11-24

 本日一日中雨なり。一歩も外に出なかった。

 昨日、天気もよかったので、思い立ったかのように京都に出かける。この時期の京都、以前から一度行ってみたかったので。

 朝7時に家を出る。モノレールの南摂津駅から阪急茨木市駅行きのバスに乗る。初めて乗ったけど、本数あるし、京都方面に行くのに結構便利なルートかも。30分近くかかったけど。

 茨木市駅から阪急京都線に乗り、桂駅で嵐山線の乗り換え、阪急嵐山駅で下車。朝一だったのに、結構混んでいた。

 渡月橋をわたる。カップルで渡ると別れるとか、本当でしょうか。有名だけど、意外と普通の橋。

 トロッコ嵯峨駅に向かう。トロッコ列車の当日乗車券を買おうと並ぶが、ものすごい行列。三十分並んで、諦める。よく考えてみれば、今は割りと気軽に京都に行ける状況なので、無理に三連休のど真ん中という混雑する日にいかなくてもいい気がしてくる。来週どっかで有休取るか、来週末にもう一度リベンジしようかな。

 野宮神社に行く。クヌギで出来たという、珍しい黒塗りの鳥居。「恋愛の神様」らしく、やたら若い女性が多い。「俺が居るよ」と心の中で意味無く叫ぶ。(笑) 熟年夫婦で来ている人いたけど、これ以上何を願うのだろうか。

 嵯峨野の竹林は、有名らしい。非常に不思議な光景。かぐや姫でも出ててきそう。朝一はすいていて気持ちよかったけど、段々混雑してきて、少しげんなりする。亀山公園から見た保津川が美しい。

 適当に歩いていったら、宝厳院の庭園の特別公開をやっている、というので入る。天龍寺塔頭寺院のひとつらしく、紅葉の名所らしい。天龍寺世界遺産にも認定されている。

 もみじがいい感じに紅葉していて、すごく綺麗。緑色の苔の庭園が美しい。苔の上に、赤く紅葉したもみじの葉が散りばめられ、緑と赤のコントラストが美しい。緑と赤って、絶対にあわない気がしていたけど、新しい一面性を垣間見た気がする。


 昼食は、よくわからないけど、「おばんさい」ランチバイキングのお店に入る。ランチバイキング、となると元取るべく必死に食べる。「百足屋」というお店。名前がすごい。天麩羅、煮物、焼き魚、ぜんざい、などなど。京茄子料理も色々あったけど、本能的に「茄子」を避けてしまう。。。だされりゃ食べれるし、昔と比べたら苦手な食べ物確実に克服していると思うけど、やっぱり好きな食べ物にはならないらしい。1575円なので、まずまず。でも行列に並んで一時間、食べるのに一時間、計二時間費やす。

 弘源寺というお寺に行く。さっきの宝厳院とセットになっていた。でも正直、あまり面白くなかった。襖絵は綺麗だけど、撮影禁止だし。

 落柿舎にも行く。名前の通り、柿が入り口にたわわに実っている。柿も、昔からあまり好きではない。秋の風物詩とはいえ。梨は好きなんだけど。

 嵐電に乗る。一日乗車券を買ったので。嵐山を離れてみる。とにかく大混雑。たとえるなら、ラッシュ時の東海道線の品川〜横浜間。ありえないくらいすし詰めで、身動きすら取れない。あまりの人の多さに疲れる。

 最初に車折神社に行く。芸能の神様らしい。普通の神社。次に仁和寺に向かう。御室仁和寺駅。元々は御室駅だったけど、最近「御室仁和寺」に改名したらしい。古い木造の駅舎で、駅名は旧字体で「驛室御」と書かれていた。味がある。

 駅降りて信号渡ってすぐだった。ここは初めて来たと思う。世界遺産の寺。行ったはいいけど、ギリギリでタイムアウトで中に入れなかった。後数分くらい待ってくれたらいいものを。。。境内は結構広い。行けるところまで行ってみる。五重塔が、丁度西日に映えてかなり美しかった。

 最後に北野天満宮に行く。北野白梅町駅へ。この駅の近くはよく通ったことあるけど。天満宮の場所がわかりにくかった。

 嵐電嵐山駅に戻る。足湯に入る。近くの温泉からお湯を引いて、足だけ浸かる。駅のホームにあり、時折到着する列車の音が風情があっていい。足湯って男の人は靴下脱いで、ズボンのすそをめくればいいから楽である。女の人は、靴下の人はいいと思う。スカートの下にタイツはいている人だったら、タイツだけ脱げばいいんだと思う。一番大変なのは、ズボンやショートパンツの下にタイツをはいている女性。よく考えたら、一度脱がないと足湯は入れないので、大変である。そのために女性だけ更衣室があるんだけど、いちいち鍵閉める人もいて、ちょっとだけプチ渋滞していた。

 あっという間の一日だった。トロッコ列車乗れなくて悔しかったので、近々リベンジしようと思う。。。

 でも、やっぱり秋の京都はいいですね。また行こうっと。