そうだ滋賀へ行こう

miyatan2008-12-15

 先週の土曜日、滋賀まで行ってきた。理由は、墓参り。

 母方の祖父が滋賀県出身で、祖父の墓は東京都内にあるけど、そのご先祖の墓は滋賀県にある。前から母親から、一度行くように言われていたので、折角なので今回行く事にした。

 小学生の時に一度だけ行った事がある。確かお墓に行って、彦根城に行って、彦根で一泊、翌日京都に行って、二日間京都観光して戻った記憶がある。

 前日に青春18切符を購入。大阪駅から米原方面の新快速に乗ろうとしたら、タイミング悪く三十分近く待たされた。。。新快速は一時間に四本ベースであるけど、米原まで行くのは二本だけで。。しかも、野洲止まりとか、中途半端なところで止まるの辞めて欲しい。

 乗ること一時間、近江八幡駅に到着。駅前の平和堂に行く。平和堂って、滋賀県内多いみたい。普通のスーパー。線香とローソクとライターと花を買う。

 近江鉄道に乗る。土日は550円で乗り放題の切符があって、550円以上かかる区間に関しては、運賃表示が消してあって、この切符がお勧めですよ、と書いてある親切振り。なかなか親切でいいかもしれない。一両や二両編成の列車で、いかにもローカル線という雰囲気。

 運良く貴生川行きの直通列車が来てくれた。八日市から近江鉄道本線に乗り入れ、桜川という駅で下車する。他に降りたのは、地元の高校生っぽい人ばかり。朝ラッシュ時以外は無人駅。駅舎や駅構内の張り紙が、妙にレトロでよかった。田舎、という感じだった。

 蒲生郡蒲生町、という所だったけど、最近の市町村合併八日市市などと合併して、東近江市になっていた。とはいっても、かなり田舎。地図見ながら、ひたすら駅から歩くこと30分、途中でケータイで母親に場所を聞きながらも、ようやくたどり着く。

 最後に墓参りに来たのはいつだろう、というくらい、供えられていた花は化石のようになっていた。駅前で買った花を供え、線香を上げた。

 丁度向かいに、石塔寺という有名なお寺があったので、行ってみた。ガイドブックにも載っている。小学生のときにも行った事があるけど、あまり覚えていない。いざ行ってみると、確かに昔行った記憶はある。辺り一面、石仏がずらりと並んでいる。ちょっと不思議な雰囲気だった。

 貴生川まで行くついでに、水口という街にも行ってみた。水口城というお城があった。昔は、徳川将軍が京都に行く少し前に休憩したところだったらしい。

 この界隈は、妙にブラジル人が多い。工場が多くて出稼ぎに来ているのであろう。数年前に、出張でこの辺りの工場に来た事がある。ある工場なんて、張り紙がひたすらポルトガル語だった気がする。。。泊まったホテルの隣のコンビニに行っても、やたらポルトガル語が聞こえてきたし。うちの会社も滋賀県に工場あるけど、結局入社した年に研修で行って以来、一度も行っていない。。。

 大阪よりも滋賀県のほうが、のんびりしていて暮らしやすそうだなあ、と思った。ただ、車が無いと不便な町のつくりにも見えた。

 また近々行きます。