プレゼン終了

 今日は暖かかった。久々に、薄手のコートで済んだ。

 昨日一日がかりで最終添削をしたプレゼンの発表会。

 各人の上司にも招待の案内を出していて、およその時間帯に入れ替わりプレゼンを見に来ていた。すごく緊張する。

 テーマは自由、研修で学んだことを中心に。

 直前まで、青いワイシャツに真っ赤なネクタイの組み合わせと、薄緑のワイシャツに緑のネクタイと、どっちのコーディネートで行くか散々迷った結果、緑で行くことにした。プレゼンのときは赤いネクタイがいいとか、アメリカの大統領が演説するときは赤いネクタイ、という話しはよく聞くし、それも考えたけど、パワポの背景色が緑色で、自分らしさを全面的に出そうと最終的に決めた。

 やっぱり実際にやってみて、きちんと発表は出来たと思うけど、まだまだ反省点は多いなあというのが正直な感想。

 プレゼンの内容は、前日の遅くまでネイティブの講師と打ち合わせて、内容も何度も推敲したし、画面の切り替わるタイミングと自身の原稿もあうように調整したし、そういう意味では完成度は割りとよかったと思う。。

 反省すべき点としては、どうしても原稿を目で追うために下を向きがちになっていたとか、固かったとか、相手の反応を余り見ずに一方通子になりがちだったとか、マイクを持とうとして姿勢が悪かったとか、色々と指摘もされたし、まだまだ多いと思う。

 日本語の説明、英語のプレゼン、質疑応答、上司のコメント、という流れだったんだけど、英語のプレゼンにばかり注力しすぎて、日本語の説明がたどたどしくて、どもりがちでそこはよくなかったかなあと。原稿を作っても良かったけど、日本語だから何とかなるだろう、とその場凌ぎで行こうとして、、、事前準備不足を素直に反省。英語よりも日本語のほうが流暢でない、という状態かもしれなかった。

 最後の質疑応答でも、自分の答えが本当に的確だったのかもまだまだ疑問。それでも色々と質問されるということは、それだけ真剣に話を聞いてくれた証拠でもあるので、質問してくれた人には逆に感謝したい。

 課題はまだまだ多い。もっと流暢に、自然に、情熱を持って、自身の言いたいことを上手く伝えられたら、と思う。それにプレゼンで自分で語ったことも、少しずつ実践できるようにと。

 それでも一旦一区切りがついて、ホッとしたというのが正直な気持ち。

 5月終わりの鳥取での第一回目の研修からおよそ10ヶ月間。プレゼンの中でも述べたけど、私の可能性を信じて送り出してくれた上司、忙しいにもかかわらず仕事を抜けても、嫌な顔せずに仕事をフォローしてくれた職場の同僚ならびに後輩、初めての企画ということで試行錯誤しながらも色々と企画をしてくれた事務局の皆様、そしてバラバラの職場、バラバラの事業部、下は二十代半ばから上は四十代前半まで、一年間共に研修を受けた皆様、本当に感謝しています。なんか、なんだかんだで色々な人たちに支えられて、自分という人間は成り立っているんだなあ、と改めて感じた。と同時に、自分自身も、誰かの力になれるような人間になりたい、と改めて思った。

 ひょっとしたら、折角同じ研修を受けた仲間でも、事業所も事業部も違えば仕事上の接点もあまりない人も多かったし、この先会う機会がない人もいるかもしれない。私の同期では広報の女性と私の二人、後は同じ事業部の後輩もいれば、同じビルの同じフロアに勤務している人もいるし、比較的今後もつながりを保てるであろう人もいるけど、今後つながりが薄くなってくる人もいると思う。

 普段他の事業部、事業所の人と接する機会が少ないだけに、他の事業部の事とか知らないことも沢山あるので、いい刺激にもなれた。出会えたことに感謝。

 終わった後は、名残を惜しみながらも懇親会。本当に、一年間お疲れ様でした。今後も、少しでも理想の自分に近づけるように、邁進したいと思った。