山形(山寺・蔵王)の旅

miyatan2009-10-03

 三連休パス編の初日。書こう、書こう、と思っているうちにもう二週間経っちゃった。。。今から丁度二週間前、19日の事。

 山形への二人旅。一昨年の中東の旅の時に知り合った友人。同じときに知り合った、山形在住の友人を訪ねる旅。

 東京駅に先に着いた友人に座席を確保してもらう。朝の東京駅、そもそも自動改札で大混雑、通るのに五分近くかかった。こういう時期って、慣れていない人が多いので余計に時間がかかる。

 でも、座席を確保してくれた友人に、心から感謝。というか、既に満席だった。始発に乗っていっても、座れないってどういう事???

 仙台までは二時間。仙台まで止まる駅も多かったのに、降りる人は意外と少なかった。仙台でも降りる人はそこまで多くないって事は、他の人は一体どこまで乗っていくのだろうか? ちなみに盛岡行き。

 仙台から仙山線に乗り換える。途中までは仙台の郊外の風景。途中からは山岳地帯に入る。仙台って、結構坂道が多いんだろうなあと、車窓を見ながら思う。

 山寺駅に到着。仙山線は何度か乗った事があるが、山寺に行くのは初めて。山寺こと立石寺までは、駅から歩いて十分もかからない。

 閑かさや 岩に染み入る 蝉の声

 松尾芭蕉奥の細道の俳句で有名なお寺。山寺の名前の通り、本当に山のお寺。一番上の奥の院まで登る。九月といえども、まだまだ暑い。
奥の院まで登りきったら、少し降りて五大堂へ行く。

 崖にへばりつくように立つ堂。眼下には、のどかな日本的な田舎の風景が広がる。景色が本当に良かった。

 山を降りて、電車まで時間があったので、山寺名物「力こんにゃく」を食べる。丸いボール上のこんにゃくに、からし青海苔をつけて食べる。

 仙山線山形駅で降りる。山形の友人と、二年ぶりの再会。そのまま、その友人のカレシさんの車に乗せてもらう。というか、半日引きずり回してごめんなさい、と同時にありがとうございます。

 丁度昼時だったので、ラーメン屋に入る。その後、お口直しでだっちゃ豆のソフトクリームを食べる。満腹になった所で、次なる目的地「蔵王のお釜」を目指す。

 蔵王までくねくねした山道をひたすら登る。県境を越えて、宮城県に入る。山形県と思いきや、実は宮城県

 蔵王山頂は、半袖では肌寒く、同時に紅葉が始まりつつもあった。お釜は、霧で見えない事もあるらしいけど、その日は何とか見れた。グリーンでとても美しく、見るものを癒しているかのようだった。

 その後、一緒に来ている友人が実はワインスクールに通うほどの大のワイン好きという事もあり、高畠ワイナリーというワイナリーに行った。

 普通のワインのほかにも、さくらんぼワインとか、山形らしいのもあった。他には、ラ・フランスジャムとかも。試飲は無料だったので、調子に乗って何倍か飲んでみる。さくらんぼワインは甘くて、何倍でも飲めそうだった。とはいっても、ワインは結構アルコールも強いし、蒸留酒ではないので、後で結構来るので、適当な所で辞めておく。

 山形に戻り、夕食。折角だから、山形らしいもの、ということでやっぱり「芋煮」。ちなみに秋になると、あちこちの河原で芋煮大会をやっているみたい。甘くて美味しかった。芋煮、自分でも作ってみようかな。他にも、朝日町のダチョウ牧場のダチョウとか、鼠ヶ関のイカとか。だっちゃ豆を食べたかったけど、豆自体を食べれるのは本当に、お盆明けの二週間だけみたい。ちょっと残念。

 そんなこんなで、あっという間の一日だった。

 ちなみに、その山形の友人とそのカレシさん、近々結婚の予定。てか、カレシさんのほうが7、8歳くらい年下、というか私よりも年下。なのに、すごくしっかりしているなあ、と感心。見習わなきゃ、だな。半日付き合ってくれてありがとう、そして末永くお幸せに。また山形に遊びに行きますよ〜。